こんにちは!事務局長おさとうです。

6月12日に全日本少年少女けん玉道選手権・東東北ブロック大会が無事終了いたしました。
優勝者の2名は8月の全国大会に向けての練習が続きますが、今年に入ってからの強化練習の日々はひと段落ということになりました。

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※昨年の大会の様子。みんな成長しましたね!

けん玉は誰もが遊びから入ってくるものなんですが、一度その奥深さを知るととことん追求したくなる魅力があります。きちんと教えてくれる指導者に出会えるかどうかが大きなことかと思います。

そして本気になった時が、遊びがスポーツへと変わった瞬間なのです!

最初は一つ技を覚えることから始まり、少しずつできる技が増えていきます。そして初めての級位認定試験!
震えるほどの緊張をしながらも、一つ一つ段階を上って行って、上級者になっていくのがけん玉道です。

けん玉大会に出場するというのは本当に特別なことで、けん玉クラブのメンバーでも年に1度か2度程度のことなんですが、自分だけで技を行う認定試験と比べると、相手と技を競いあうのはすごい緊張感です!

けん玉はスポーツのジャンルで言えば個人競技です。
他のスポーツを見ていても、ここまではっきり結果がでる個人競技も珍しいと思います。
そうですね~似ているものといえば、陸上競技の走り幅跳びとか、ハンマー投げとかでしょうか。
けん玉の場合は技が多種多様ありますので、そういう点でも特別だと思います。

もちろん仲間で協力し合いながら進んでいくものなんですが、実際認定試験とか大会になるとたった一人の戦いになりますので、頭の中ではいろんなことを考えさせられます!
そして成功や失敗の体験を繰り返して、次はこうしよう、この技はこうしたらどうかな。とか工夫を自分で考えるようになる。ほかならぬ自分のために。

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※大会前に円陣を組んで気持ちを高めあってました。これはけん玉ではあまり見ない光景で、微笑ましく思いました(^^)

そうやってけん玉を通じて学ぶことができる大切なことがたくさんあると思います!
私が気づくことといえば、できなかったことを自分の力で乗り越えることや、自分で考えて工夫すること。
きっともっとたくさんのことをけん玉が教えてくれることでしょう。

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今までけん玉は遊びだと思っていた方も、ぜひ改めてけん玉を手に取っていただければ嬉しく思います。